神社の、
基本の言葉
参拝のときに目にする建物や道具の名前を、やさしく。言葉を知ると、境内の景色が少し違って見えてきます。
境内のつくり
神域と日常の世界を分ける境界の門。ここから先が神様のいる場所です。くぐるときに一礼するのが作法とされています。
鳥居から社殿へと続く道。中央は「正中」と呼ばれ神様の通り道とされるため、参拝者は端を歩きます。
参道や社殿の前に置かれる一対の獣の像。魔除けとして神域を守ります。口を開けた「阿(あ)」と閉じた「吽(うん)」で一対をなします。
参拝の前に手と口を清める水場。柄杓(ひしゃく)で左手・右手・口の順に清め、心身を整えてから拝殿へ向かいます。
神聖な区域を示すために張られる縄。ここから内側が清浄な場所であることを表します。御神木や磐座(いわくら)に巻かれることもあります。
神社の境内にある、特に神聖とされる木。古くから神が宿るとされ、注連縄が巻かれていることがあります。
社殿・祀るもの
参拝者が拝礼を行う社殿。多くの神社で、私たちが賽銭を納めて手を合わせるのはこの拝殿の前です。
御神体を祀る、神社で最も神聖な社殿。拝殿の奥に位置し、普段は扉が閉じられていて直接目にすることはありません。
神様が宿るとされる対象。鏡や剣、あるいは山や岩そのものが御神体である場合もあります。
その神社に祀られている神様のこと。神社によって祀る神様は異なり、複数の神様が祀られていることもあります。
本社に付属する小さな社。本殿の御祭神とゆかりの深い神様などが祀られています。境内をめぐると出会えます。
お賽銭を納める箱。お賽銭は神様への感謝の気持ちを表すもので、金額に決まりはありません。静かに納めます。
授かるもの
神様の力を分けていただいた、身につけるお守り。「買う」ではなく「授かる」ものとされます。授与所でいただけます。
参拝の証としていただく、印と墨書き。もとは写経を納めた証でした。参拝を済ませてからいただくのが本来の作法です。
願いごとや感謝を書いて奉納する木の板。かつて神様に馬を奉納していた風習が、板に描いた馬の絵へと変わったものです。
今の自分への言葉を受け取るためのくじ。吉凶そのものより、書かれた言葉をどう受け取り、日々に活かすかが大切とされます。
神棚や家に祀るためのお札。神様の分霊とされ、一年ごとに新しいものへ改めるのが習わしです。
榊(さかき)の枝に紙垂(しで)を付けたもの。正式参拝や祈祷のとき、神様に捧げる供物として奉納します。
神職・お参り
神社に仕え、祭祀を執り行う人。宮司はその神社の責任者にあたる神職です。
神社で神職を補佐し、御神楽(おかぐら)の奉納や授与所での対応などを担う女性のこと。
自分が住む地域を守ってくださる、身近な神様。旅先の大きな神社だけでなく、氏神への日々の参拝も大切にされてきました。
神職に願いを神様へ取り次いでもらう、正式なお参り。厄除けや安産、家内安全などの折に受けます。
最も一般的な拝礼の作法。二回お辞儀し、二回手を打ち、最後にもう一度お辞儀します。神社によって作法が異なる場合もあります。
年が明けて初めての参拝。一年の感謝と、新しい年の無事を願います。氏神や、ゆかりの神社へ。
参拝で受け取ったものを、書き留める。
感じた風、ひらめき、心に残った言葉。しるしがそっと読み解きます。